積立NISAはどんな種類があるんだろう?
カクカク
マルマル
このページではポイントを使った積立NISAのやり方について説明して行くね。
楽天証券のポイント投資は「積立NISA」にも投資することができます。
このページでは楽天証券の積立NISAの種類と、積立NISAを楽天ポイントを使って購入するやり方について画像付きで紹介して行きます。
積立NISAは年間40万円まで譲渡益が非課税になるので、非常におすすめの投資方法です。
目次 (クリックすると項目にジャンプします)
楽天証券ポイント投資 積立NISAはおすすめ
楽天証券ポイント投資 積立NISAはいくつかおすすめの理由があります。
- 投資信託をポイントを使って無料で投資できる
- 年間40万円分が譲渡益無料となる(非課税期間20年)
- 10万円以上の残高で楽天ポイントが毎月もらえる(ハッピープログラム)
- 現金で積み立てる場合、楽天カードだと楽天ポイントが1%もらえる
投資信託をポイントを使って無料で投資できる
楽天証券ポイント投資は「楽天ポイントを使って投資信託ができる」ので、実際にお金を使うことがなく無料で投資ができます。
投資して引き出したお金は実際に現金になるため、ポイントの現金化にもなります。
楽天には「ポイント運用」のサービスもありますが、楽天証券で現金化したポイント投資の方がおすすめです。
年間40万円分が譲渡益無料となる(非課税期間20年)
積立NISAは年間40万円の投資額が非課税枠となり、譲渡益が通常20.315%かかるのが無料になります。
積立NISAは所得控除にはなりませんが、この譲渡益20.315%が非課税となります。
積立NISAは20年間非課税となります。
800万円で利益100万円を上げた場合:100万円 × 20.315% = 20万3150円(非課税になる)
通常の投資信託は譲渡益に対して20.315%の税金がかかるので、NISA口座を作っていない人は作っておくと良いでしょう。
ちなみにNISAと積立NISAは併用できないので、年間120万円枠があるNISAの方がお得になります。
10万円以上の残高で楽天ポイントが毎月もらえる(ハッピープログラム)
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)が必要
- ハッピープログラムへのエントリーが必要
- 投資信託だけでなく国内株式もポイント対象となる
- 楽天銀行との振込手数料が無料になる
参照:ハッピープログラム
投資信託の残高 | もらえるポイント |
---|---|
10万円ごと | 4ポイント |
ハッピープログラムは楽天銀行との連携(マネーブリッジ)とハッピープログラムのエントリーが必要になりますが、10万円ごとに4ポイントがもらえます。
ハッピーポイントに上限はないので、もし1,000万円の投資信託の残高があれば、毎月400ポイント(年間4,800ポイント)がもらえます。
ポイント投資だけでも10万円を超えればハッピープログラムの対象になります。
楽天銀行を使わない場合は投資信託資産形成ポイント
- 申込みは不要
- 月初と月末に50万円以上の残高があることが条件
- 毎月月末にポイントが付与される
参照:投資信託資産形成ポイント
投資信託の残高 | もらえるポイント |
---|---|
50万円~200万円 | 50ポイント |
200万円~400万円 | 100ポイント |
400万円~600万円 | 150ポイント |
600万円~800万円 | 200ポイント |
800万円~200万円 | 300ポイント |
1,000万円~2,000万円 | 500ポイント |
2,000万円~ | 1,000ポイント |
投資信託資産形成ポイントは50万円以上の保有している投資信託があれば、自動的に楽天ポイントがもらえます。
特に申込みも必要ないので楽ですが、上でで説明したハッピープログラムよりは、少し不利な条件になります。
50万円以上の保有残高が必要なのと、もらえるポイントが段階式になっていること、上限があるのがデメリットです。
ただ、楽天銀行と連携を取る必要もなく手続きが不要なので、面倒な人はコチラで良いと思います。
ポイント投資だけでも50万円を超えれば投資信託資産形成ポイントの対象になります。
現金で積み立てる場合、楽天カードだと楽天ポイントが1%もらえる
楽天証券の投信積立を現金で支払う場合は「楽天カード」を使うのもおすすめです。
楽天カードで「毎月の積立を行なうと1%のポイント」がもらえます。
投資信託を楽天カードで行えば、1%有利な状態で投資信託が行えるのです。
もしポイント投資だけでなく現金も含めて運用を考える時は、楽天カードを使って投資信託の積立を行ないましょう。
楽天証券ポイント投資 積立NISAの種類
楽天証券ポイント投資の積立NISAは「ファンド一覧から選ぶ」タイプと「パッケージから選ぶ」タイプの2種類があります。
「ファンド一覧から選ぶ」はそれぞれの商品を自分で選び、「パッケージから選ぶ」は楽天証券がおすすめする複数のファンドに分散して投資するタイプです。
まずは「ファンド一覧から選ぶ」について説明して行きます。
積立NISA対応の投資信託一覧
楽天証券の積立NISA対応 投資信託は156種類もあります。
非常に数が多いですね。
初めての人向けに簡単に投資信託の種類について解説します。
投資対象 | 特徴 |
---|---|
債券 | 国が発行する国債、企業が発行する社債など |
株式 | 企業が発行する株式への投資 |
不動産投資信託 | 賃貸料収入や不動産の売買益を原資とした不動産商品 |
コモディティ | 金・原油・穀物などの商品先物 |
上場投資信託 | ETFなどへの投資 |
指数の上下への投資信託 | ブル型・ベア型など |
ヘッジファンド | 相場が上がっても下がっても利益を追求する投資信託 |
楽天証券で積立NISAができる投資信託は、これらの投資先が「特化したもの」や「混ざったもの」で商品が出来ています。
日経225や米国S&P500などのインデックスと連動した「インデックス型」や、インデックス以上の利益を狙う「アクティブ型」などがあります。
積立NISAは金融庁の厳しい審査があるため、「リスクが極端に高い商品や信頼性の低い商品」はありません。
まずは安心して購入できるもので構成されています。
楽天証券 積立NISAの人気ランキングと主な構成
順位 | 商品名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | eMAXISSlim米国株式(S&P500) | 米国S&P500に連動 |
2位 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 米国株式市場をほぼ100%カバーする海外ETF |
3位 | eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) | 全世界の株式にこれ1本で投資できる |
4位 | eMAXISSlim先進国株式インデックス | 日本以外の米国中心1000以上の銘柄に投資 |
5位 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 世界47ヶ国への投資が1本でできる |
楽天証券の積立NISA買付ランキングを見ると、1位と2位は米国へのインデックスファンド、3位~5位が世界中へのインデックスファンドが占めています。
2位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)」と5位の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(VT)」の運用成績を見ると、2位のVTIの方が良い成績となっています。
アメリカ(VTI) | 世界(VT) |
---|---|
約1.97倍 | 約1.38倍 |
年7.82% | 年3.64% |
世界中に投資をするよりも、米国に集中して投資する方が運用成績が良いので、アメリカ系のインデックスファンドへの人気が高まっています。
楽天証券 積立NISAは元本保証はない
楽天証券の積立NISAには元本保証の商品はありません。
もし満期を迎えて解約するタイミングで不景気になり、運用成績が一気に悪くなった場合のことを考えると元本割れが恐いです。
リスクが少ない商品は「債券重視型」や「堅実型」と呼ばれる商品です。
商品名 | 特徴 |
---|---|
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型) | 国内株式20%、外国株式10%、国内債券55%、外国債券10%、短期金融資産5% |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) | 株式30%、債券70% |
たわらノーロード バランス(堅実型) | 株式17%、債券80%、REIT3% |
不景気リスクを考えると、これらの債券中心の商品をおすすめします。
パッケージから選ぶ
「パッケージから選ぶ」を選択すると、「堅実派、積極派、バランスファンド」の3つの中から選ぶことができます。
これは複数の投資信託に分けて投資するので、リスクが少なく初心者向けになります。
初めての人は「パッケージから選ぶ」を選択して、どれか3つの中から選んで行きましょう。
堅実派
商品名 | 特徴 |
---|---|
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型) |
国内外の株式や債券に分散投資し、かつ、国内債券の投資比率を60%程度にすることで、安定的な運用を目指します。 |
iFree日経225インデックス | 日経平均株価への連動を目指します。 |
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) | 日本を除く主要先進国の株式市場に投資し、MSCIコクサイ インデックス(為替ヘッジあり)への連動を目指します。 |
「堅実派」の3商品は「国内外の株式や債券への分散投資」「日経225」「海外先進国株式」と種類の違う3種類に投資することによって、バランスを取るコースです。
株式投資の割合が多いですが、「堅実派」は投資先を分散させることによって中長期的に資産を増やして行く内容になっています。
積極派と比べると「先進国」が投資先になっています。
積極派
商品名 | 特徴 |
---|---|
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界の株式市場へ投資し、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(為替ヘッジあり)への連動を目指します。 |
ニッセイJPX日経400インデックスファンド | 「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成されるJPX日経インデックス400(配当込み)への連動を目指します。 |
eMAXISSlim先進国株式インデックス | 日本を除く主要先進国の株式市場に投資し、MSCIコクサイ インデックスへの連動を目指します。 |
eMAXISSlim新興国株式インデックス | 主として新興国の株式等に投資を行い、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)への連動を目指します。 |
「積極派」は4商品となり「全世界」「日経400」「先進国」「新興国」というリスクのある商品も含めた投資先になっています。
堅実派と比べると「新興国」など、リスクもありながら成長を見込める投資先が増えています。
日経225よりも小さい会社を含めた日経400というのも、少しリスクを増やしてリターンを見込んでいます。
バランスファンド
商品名 | 特徴 |
---|---|
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 国内外の株式、債券に均等比率で分散投資します。 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 国内外の株式、債券、REITに均等比率で分散投資します。 |
「バランスファンド」は4つのファンドを合わせたものと、8つのファンドを合わせたものの構成で出来ています。
「ミックスのミックス」という商品なので、1つの銘柄に影響されるリスクは少ない内容となっています。
リスクを減らしたい人は、バランスファンドにしておきましょう。
楽天証券ポイント投資 積立NISAのやり方
楽天証券のポイント投資「積立NISA」のやり方を画像付きで紹介して行きます。
まずは楽天証券公式サイトからログインしましょう。
楽天証券公式サイトの右側にある「総合口座ログイン」から、「ログインIDとパスワード」を入力してログインします。
楽天証券ポイント投資 積立NISAの設定
楽天証券でポイント投資をするためには、最初に設定が必要になります。
現状が「楽天証券ポイントコース」になっている人は、ログイン後のページ右側にある「楽天スーパーポイントコースへの変更・SPU利用はこちら」をクリックします。
楽天スーパーポイントコースに変更
「楽天スーパーポイントコースに変更する」をクリックします。
同意書を読んで次に進む
同意書をよく読んで、同意にチェックをいれて「次に進む」をクリックします。
ログインする
楽天会員のログイン画面になるので、ユーザーIDとパスワードを入力して「ログイン」します。
同意する
楽天IDを使って楽天証券にログインすることを同意します。
暗証番号を入力
取引暗証番号(4桁の数字)を入力して「変更」をクリックします。
これで、楽天証券ポイント投資に楽天ポイントを使うことが許可されました。
続いて銘柄を指定して購入手続きをして行きましょう。
楽天証券ポイント投資 積立NISAの購入
楽天ポイントの設定が終わったら積立NISAを購入して行きましょう。
楽天証券トップページの右上にある「NISA、つみたてNISA」をクリックします。
ファンドを検索
次に「ファンドを探す」をクリックします。
「ファンド一覧」「パッケージ」から選択
「ファンド一覧から選ぶ」と「パッケージから選ぶ」の2種類があります。
ファンド一覧から選ぶ場合は、「商品を自分で決める内容」になり、パッケージから選ぶ場合は、「推奨される複数の投資信託に分散投資」して行きます。
今回は「ファンド一覧から選ぶ」を選択します。
ファンド一覧から選ぶ
投資信託の選択画面になるので、自分の好みの条件で検索してみましょう。
もし分からない場合はランキングから選ぶのも一つの方法だと思います。
銘柄詳細から積立注文
積み立てる銘柄が決まったら、詳細画面から「積立注文」をクリックします。
引落口座と引落日を選択
引落方法は「証券口座」を選択します。
証券口座にすると、ポイント設定ができていれば、ポイント利用で積立注文が可能になります。
積立タイミング、積立指定日を選択します。
金額・分配金コースの設定
積立金額と分配金コース、ボーナス設定をしましょう。
分配金コースは「再投資」は配当金をもらわずに再投資する方法で、「受取型」は配当金をもらうコースになります。
ポイント利用設定状況
現在のコースが「楽天スーパーポイントコース」になっているか確認します。
また、ポイント利用も「上限金額」も確認しておきましょう。
変更する場合は右側の「設定する」をクリックします。
目論見書
目論見書を確認して「注文内容確認へ」をクリックします。
暗証番号を入力して注文
積立NISAの内容を確認して「取引暗証番号(4桁数字)」を入力し、「注文する」をクリックします。
これで楽天証券ポイント投資の積立NISA購入手続きの完了です。
楽天証券ポイント投資 積立NISAまとめ
NISA口座を持っていないから、楽天証券でNISA口座を作ってみるよ。
カクカク
マルマル
積立NISAは年間40万円の投資額まで非課税だから、有効活用してね。
積立NISAの種類とやり方について画像付きで紹介して来ましたが、楽天証券のポイント投資設定が分かりづらいので、画像を参考に行なってください。
もし楽天証券に資金が入っていれば、ポイント設定ができていない場合は現金が引かれて行きます。
楽天証券はポイント投資でも積立NISAが買えるのでおすすめです。ぜひ登録しておきましょう。