参考ページ①:https://navinavi-creditcard.com/kokumin-nenkin-creditcard-2078
参考ページ②:https://money-pentagon.com/setsuna/national-pension/
カクカク
マルマル
主に自営業の方が年間約20万円も支払う「国民年金」。
そんな国民年金について、
「国民年金の負担を減らしたいな」
「クレジットカードで支払えばポイントが貯まるの?」
とお考えの方は少なく無いはずです。
そこで今回は、国民年金をクレジットカードで支払うメリットや注意点について紹介していきます。
今より年金の負担を減らしたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
目次 (クリックすると項目にジャンプします)
国民年金をクレジットカードで支払うメリット
国民年金をクレジットカードで支払うのは、4つのメリットがあります。
場所に関係なく納める事ができる
国民年金をクレジットカードで支払うことで、場所に関係なく納める事ができます。
クレジット払いでは、基本的に自動で支払いが行われるので、どこにいても支払いができるんです。
それに対し現金払いの場合には、コンビニや金融機関窓口で支払わなければなりません。
普段仕事などで忙しく、気づけば支払い期日が迫っていたなんて経験をした方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
しかし、クレジットカードで国民年金を払えば、支払いに行く手間が掛からず、場所に関係なく支払う事ができますよ。
支払いまでに時間ができる
国民年金保険をクレジットカードで支払う事で、支払いまでに時間を作る事ができます。
クレジットカードの性質上、カードの締め日から引き落とし日までの間にタイムラグが生じるんです。
例えば、締め日が毎月15日で翌月30日に引き落としのカードで支払った場合、最短でも1ヶ月と半月の時間を確保する事ができます。
今の手持ちでは支払えないという方でも、クレジットカードの性質を利用することで、支払いまでに時間を作る事ができますよ。
前納による割引がある
国民年金をクレジットカードで支払った場合も、前納する事で割引を受ける事ができます。
実は前納は、「現金」・「口座振替」・「クレジットカード」で支払った場合に割引されるんです。
この3つの支払い方法では、口座振替の割引率が高いものの、クレジットカードで支払った場合でも、現金の時と同額の割引があります。
前納期間 | 一回あたりの納付額 | 割引額(口座振替の場合) | 割引後の納付額(口座振替の場合) |
---|---|---|---|
6ヶ月分 | 99,240円 | -810円(-1,130円) | 98,430円(98,110円) |
1年度分 | 198,480円 | -3520円(-4,160円) | 194,960円(194,320円) |
2年度分 | 397,800円 | -14,590円(-15,840円) | 383,210円(381,960円) |
上の表は、前納割引額と割引後金額を表したものです。
「現金」「クレジットカード」で2年間分の前納をすると、なんと14,590円もの割引です。
もちろん口座振替の方が割引額が大きく、特に前納2年分の場合では、1250円もの差があります。
とはいえ、クレジット払いには、次に紹介するポイント還元があるので口座振替よりもお得です。
前納は、一度に支払う額が大きい分、負担は大きくなってしまいますが、長い目で見るとかなり割引されていますよ。
支払いでポイントが貯まる
これは、国民年金をクレジットカードで支払う最大のメリットです。
国民年金をクレジットカードで支払う事で、ポイントを貯める事ができます。
前納期間 | 前納割引後に対するポイント還元(還元率1%) | 実質負担額(トータル割引額) |
---|---|---|
6ヶ月分 | 984ポイント | 97,446円(-1794円) |
1年分 | 1949ポイント | 193,011円(-5469円) |
2年分 | 3,832ポイント | 379,378円(-18,422円) |
先ほどの前納割引とポイント還元を合わせることで2年分では、18,422円も納付額をお得にする事ができます。
また貯まるポイントは、使っているクレジットカードの還元率に依存するので、なるべく高還元率なカードで支払うのがおすすめです。
このように国民年金は、支払う金額が大きい分たくさんのポイントを貯める事ができるので、支払い負担を軽減する事ができますよ。
国民年金のクレジットカード払い 注意点
もちろん、国民年金をクレジットカードで支払う際の注意点もあります。
事前申請が必要
国民年金をクレジットカードで支払うには、事前に申請をしなければなりません。
「国民年金保険料クレジットカード納付申出書」と呼ばれる書類を提出する事で、クレジットカードでの支払いができます。
また、申請書の受理までに1ヶ月近くの時間がかかるので、なるべく早めに出すようにしましょう。
その他こんな場合にも「国民年金保険料クレジットカード納付申出書」が必要なので注意が必要です。
先ほど紹介した前納2年間分の支払いの場合には、申請書を出さなければならないので注意が必要です。
申請書を出さないと、クレジット払いができなくなってしまうので、忘れずに提出するようにしてください。
利用可能枠の圧迫
国民年金は、金額がかなり大きい分クレジットカードの利用可能枠を圧迫してしまいます。
特に前納する場合や家族の分も支払う場合には、かなりの金額になるので、クレジットカードの利用額が足らないなんてことにもなりかねません。
カードにもよりますが利用可能枠は、簡単な審査のみで変更ができるので、余裕をもって引き上げるのがおすすめです。
使えないクレジットカードもある
中には、国民年金のクレジット払いに対応していないカードがあるので注意が必要です。
せっかく「国民年金保険料クレジットカード納付申出書」を出したものの、カード払いができなかったなんてことにならないように事前にホームページ等で調べておくようにしましょう。
また、基本的に国民年金をクレジットカードで分割払いすることはできないので注意してください。
中には、リボ払いが出来るものがあるものの、原則一括払いなので注意しましょう。
国民年金でポイントがお得なクレジットカード
国民年金保険でポイントがお得なクレジットカードを紹介します。
楽天カード
楽天サービスで異常なまでに還元率が高い「楽天カード」は、国民年金でもポイントを貯める事ができます。
基本還元率は1.0%なので、国民年金のお支払いでも1.0%のポイントが貯まる高還元率カードといえます。
そんな楽天カードは、年会費が永久無料なので、維持費がかかる事なく利用できるカードになります。
実は、もう1つ「楽天ゴールドカード」がおすすめです。
ゴールドカードと聞くと敷居が高く感じられるかもしれませんが、「楽天ゴールドカード」は年会費が2,200円とかなり安く設定されています。
それでありながら、限度額が高く楽天市場では常に5%還元などお得な特典が多いカードになります。
そんな「楽天カード」・「楽天ゴールドカード」で
オリコカード
「オリコカード」は国民年金でお得にポイントが貯まるカードです。
先ほどの「楽天カード」と同様に年会費無料で基本還元率が1.0%のカードですが、オリコカードには、いくつかの特典があり入会後半年間はポイントが2倍になります。
このタイミングで、国民年金を支払う事で先ほどの表の2倍ものポイントを貯める事ができますよ。
また、ネットショップの利用で最大15%還元や2種類の電子マネーが付帯されているなどあらゆる場面で利用できるクレジットカードといえます。
国民年金をクレジットカード支払いまとめ
カクカク
マルマル
今回は、国民年金をクレジットカードで支払うメリットや注意点について紹介してきました。
国民年金をクレジットカードで支払うことで、負担を軽減できるなど大きなメリットがあります。
ただし、クレジットカードで支払う場合には、申請書の提出といった注意点もあるので、必ず理解しておきましょう。